ブラジルの近過ぎる距離感

こんにちは!

ブラジルに来た当初は知らない人でもamigo(友達)って呼んだり、挨拶のキスやハグのスキンシップ、いつでも家族という親族が近くにいて友達でも特に仲のいい人は家族って呼んだりするこのブラジル人の温かさに惚れていました。

そこから6年が経った今、それがそっくりそのままストレスになっています。 
やっぱり人の育った環境とかそれに伴った人の性質ってなかなか変わるもんじゃないです。

私の日本での自分の家族との関係性って実にドライです。
決して愛情がないわけじゃない。長いこと離れて暮らしている分色々美化されることもあってその分余計に家族を愛おしく思える面もあります。
誕生日や母の日などにはプレゼントを贈って電話もかけるし、日本だとちょっと「照れくさい」っていう風潮があるけどそこはブラジルを習ってできるだけ「ありがとう」とか「最近どう?」っていうコミュニケーションは大事にしたいな、って思ってます。

動画でも話したことあるけどブラジルで一番好きなとこが「愛」。
とにかく愛情表現がストレートで熱い。

でもーーー、、、、、、、、、、やっぱいっつもだと疲れるーーーー。
それに人による。

自分の旦那様や子供たちには常に愛情を持ってコミュニケーションを大事にして、「家族」っていうものを守っていきたい。ブラジル人の家族を一番に想うその姿勢は素敵だな、って思います。
でも冒頭でも触れましたがブラジルでの「家族」のくくりってデカいんですよ。
親戚どころか親族、「この人誰?」っていう人までくくられて、ちょっとパーティーやろうもんなら結婚式の披露宴?てほどの人が集まったりしてそれはそれはもう一言で言うと「めんどくさい」。

週末は必ずどっかしらでイベントがあります。
誰々の誕生日、祝日のお祝い、シュハスコ、名もなきパーティー、、自分たち家族でなんとく「今週の日曜日は〜」とかって予定を考えてても滑り込みで家族のイベントが舞い込む。

日常においては私の住むカボフリオ、その中でもさらに田舎なので自分が家に居る時は鍵をかけていません。
するとどっからともなくやってきた叔父に勝手に家のドアを開けられることなんて日常茶飯事。これはさずがにイライラする。

旦那様のお母さんとは仲良くやってます。でも過剰な愛情が鬱陶しいこともしばしば。
もうよっぽど慣れました。旦那さんがお義母さんと電話やメッセージでやり取りしているのはもうほとんど何も感じず、「好きにして〜」って感じ、、だけどちょっと離れてると私のケータイにも「ハルミおはよう!元気?子供たちは?何か変わったことない?」ってコピペの文章が毎日送られてきます。
そんなに毎日変わったこと起きないし逆に毎日毎日「元気で〜〜〜す!!」ってほど元気じゃないし、でもめんどうだから「元気!!!」って返すし、定期検診とかで病院行っても別に対して報告することないからわざわざ確認のメッセージいらないんですよねー。何か緊急事態があればこっちから連絡するし。。

私自分の母親ともそんな会話しないもんだから結構これ苦痛で、、、、、。
「放っといて〜」って言いたい。

ま、これは日本だからとかブラジルだから、っていうわけでもなくて「結婚」っていうテーマでもある。

でもなー、、とりあえず私この親族の輪から早く出たい。
最初にも言ったけど決していらないわけじゃない、、、でもそんなに毎週末皆んなで一緒にならなくてもいいです。

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